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黒帯

昨日、昇段者に新しい黒帯が渡された。
ずっと黒帯だった人も、新しい帯を締めると、どこか初々しく見えてくるから不思議だ。


黒帯授与の後、会議が行われ、厳しい意見が飛び交った。
過去にも書いた様に、新しい黒帯を手にして自己満足で終わっていると、黒帯の先輩達から仲間外れにされてしまう。
高木師範から現在でも受け継がれている
「黒帯を手にしたからこそゴールではなく、新しいスタートラインに立ったつもりで精進する」
とか、ありきたりな事ではなく、黒帯を手にしたからこそ、先輩黒帯達から黒帯の仲間として認めてもらえることが一番最初にやらなきゃならないことかもしれない。
それは、高木師範がいつも言っていたし、今井師範も言っていた。
今でこそ、合宿などでは、自分や赤石が古株になっているが、もっと古い先輩達や、組手や型の試合以外で素晴らしい実績を上げてきた自分の後輩達もいる。
新しい黒帯達がどこまで動けるか評価して、仲間に出来るか見ている。
だから自分は合宿などでは、茶帯も新しい黒帯達に、ボケーっと飯を食っている姿を見たら怒鳴り散らすし、各カリキュラムで率先して動かないと怒るし、大会などで自分の役割を理解して動く事が大事だと言い続けている。
先輩達から認めてもらえる動きをするには、接する事ができる、そう言った場面しかないからだ。
茶帯や新しい黒帯達が不利になるような事は何一つ言ってない。
このヒントを意識して行動出来れば、多少型崩れな基本や型や組手であっても、周りは認めてくれる。
それは積み上げた経験値しか評価項目がないからだ。
そして、その経験値が後輩へと自らが伝えていかなければならない。
それができないお飾りな黒帯なら、残念で仕方ない。
また、黒帯としての意識の高さも周りは見ている。
新しい黒帯を締めて大会に出ているとか、合宿に来ているとか、昔は当たり前に行われていた。
勝ち負けよりも、それまで黒帯として恥ずかしい稽古を積んでこれたかを見ている。
だから、例え一回戦で負けても誰も何も言わない。
逆に、大会や合宿など、抑えておかなきゃならないポイントを避けている方が、「あいつ何やってんだ」と、評価は厳しい。
自分が前職を辞めて運営に関わるようになってから、何人も黒帯が誕生したり、昇段したのを見てきたが、その直後の合宿に参加したり、自ら大会で頑張って率先してやっていた人は少ないと感じる。
残念ながら、黒帯になった途端に、仕事やら学業やらで参加しない人が数名いる。
自分達は、大人なので笑って会話はするが、そう言う残念な人なんだなぁとしか思えない。
同じ黒帯でもピンキリ。
ピンになるか、キリになるか、あなた次第(やりすぎ都市伝説風)

   

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