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希望

昨日は、第21回チャレンジカラテトーナメントに道場生達が出場させてもらい、自分は審判をさせてもらいました。


私事ながら、毎回審判は緊張してやっている。自分の番がくる3試合前にはトイレに行く程、緊張してやっています。
選手経験がある自分からしてみれば、選手が試合する、キチンと見てくれて安心して試合できる審判でありたいと思いから、毎度毎度審判をやるときは緊張してます。
まだまだ完璧ではないけれども、勉強と経験を重ねて審判も上手くなれれば良いかなと思ってます。
さて、毎回言いますが、試合だから勝ちもあれば負けもあり、その結果に対して一喜一憂します。
もちろん競技だから結果も大事だけど、その過程を一生懸命やれたことに対しては評価しなきゃ。
また、結果は負けてしまっても課題を炙り出せたとか、数ある課題の一つをクリア出来たとか良いところを見つけてあげたい。
勝ち負けだけの結果にこだわってブツブツ言うなら試合に出なきゃ良いし、キックボクシングのジムにでも行けば良い。
それ以外の多くの事を学んで身に付けれるから空手の道場に通ってるんだと思う。
前回、7月1日の試合の翌日の稽古の時に道場生の数名にこんな話をした。
自分の試合終わったら、どこで何やってんの?
仲間が戦ってるんだから、仲間の応援しないの?
自分の応援はしてもらいけど、仲間の応援に行きもしないとか大間違いだろ。
それは勘違いだよ。
自分がしてもらいたいなら自分もしなきゃ。
そして、コート周りで、自分の同門の仲間じゃない人の試合を真剣に見ている子達の写真を撮っていたのを見せて、こうやって動きや技を勉強するんだよと、見る大切さを話した。
さて、昨日の午後からの試合で、メインコートで審判をした時。
コート周りにイスが置かれて、誰彼構わず座って見ている人がいる中に、自分の生徒がいた。


初戦で負けてしまって泣きそうになったけど、先輩の試合あるから応援行くぞと声をかけると泣かずに応援に行った。
その時、いつもの泣き虫を克服できた様に思えた。
そして、午後からはコート内の審判席から先輩も仲間も選手でいない階級の試合を、ずっと一人で見ていた姿を発見した。

審判が終わってから、コートの周りを2週回った。
うちの団体の選手、応援にきた生徒達、半分は見当たらない。
だから確認の為に2週回った。
後半は数名が、モグラの様に顔を見せていたが、コート周りの人垣の後ろで話し込んで遊んでいる子やスマホを眺めている子もいる中で、最前列で何を考えて何を思って見ていたのか。
こないだ話した事が頭にあったのかは、全くわからないけど、その姿勢には真剣に見てるから何か感じてほしいなぁと、希望が見えた気がした。
また、たまに席を移動したり落ち着きが無いのかと思う場面も…
後から本人に聞いてみると、大人の人のは、迫力あるし、凄いなぁと思って見てました。
座席を移動したのは、見る角度を変えたらどうなのかなと思ったのと、となりのコートの型も見て見たかったけど席が無かったから戻ったら席が取られていたからまた移動したと言っていた。
素手素足で試合してるんだから当たり前だよね。
いつも言うけど、自分らが子供の頃の試合は、今の様に面金なんか無い、ウレタンのヘッドギアしかなく、素手素足でした。
中学生になるとファールカップだけで、防具は一切なし。
迫力も本気さも違う。
自分が二年くらい前から一押しの選手、高校生で、昨年のうちの北海道大会で準優勝した丈夫塾の葛西くんと先日のウエイト制で安定の強さを見せてくれた山崎くん。
そして、僕の中で高校生若手急成長株の筆頭、修武会の樋口くん。
この子達はまだまだ強くなると思うし、近年の防具に守られた組手から、いち早く高校生で素手素足に挑戦して結果を出している分、気持ちと実績は何歩も先に進んでいるし、気持ち的にも余裕がある様にも見える。
行く末恐ろしいくらい強くなる子達だと思う。
昨日、コートの最前列で一人で座って見ていた子も、そうなってもらいたいね。
ちなみに、型をやっていたコートの周りに、女の子仲良し2人組みがいた。
ただ話してふざけていると思っていたのだが、よくよく話を聞いてみると、2人で型競技の結果を判定していたそうだ。自分達なりに、型の見るポイントを手探りで研究していたらしい。
これも十分に評価してあげたいと思う。

   

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