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初めての見学

突然思い出したのだが、僕が極真空手に入った時のこと。
昭和58年4月だった。
小学1年生と2年生のとき、いじめられっ子だった自分は、強さに憧れてジャッキーチェンの映画をよく見ていた。
そんな時、新聞に極真空手会員募集のチラシが入ってきた。
すぐに見学に行ったのだが、いまとは大きな違いがたくさんあった。
まず、今と違って、道場生の8割が大人だったという事。
見学に行ったところは、ビルの2階で稽古をしていて、その一つ上の階では少林寺拳法が稽古をやっていた。
極真空手の稽古の見学をしたのが月曜日だったと思うが、金曜日には少林寺拳法の見学にも行った。
少林寺拳法の方が、同じ年代の子が多く、自分としては少林寺拳法に入りたかったが、父の強い勧めがあり、昭和58年4月に極真会館北海道岩見沢支部に入門した。
初めて見学した日、基本稽古の動きを見て、簡単そうだなぁと思ったのが記憶にある。
稽古の終盤、「騎馬戦やるぞー」という声がかかり、子供ながらに「運動会でもないのに騎馬戦か?」と思ったことが印象に残っている。
そして騎馬戦が始まったのだが、今から30年前の大会パンフレット「北の武人」で見たことがある、夏合宿の海辺で行っている騎馬戦の写真が、目の前にあった。


運動会でやる騎馬戦のように、帽子やハチマキを頭につけて取るではなく、叩いて蹴って騎馬を壊すという印象が強い。
騎馬の上にいた黒帯の先生が「ドドーン」と音を立てて落ちて、鼻血を流して倒れていたのは今でも目に焼き付いている。
その落ちた黒帯の先生は、A先生だ。


昭和60年に、岩見沢市から札幌市に引っ越すことになった時、そのタイミングで空手を辞めようと思っていたが、「筋が良いから絶対やめない方が良いから、札幌でも続けなさい」と言ってくれた場面は今でも覚えているし、そのお陰で今の自分がある。
どうしてもお会いしたのだが、25年前に北見で目撃情報があったきり、消息がわからない。

   

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