味噌チャーシュー麺
いつもなら、味噌チャーシュー麺を食べたくらいでは、ブログに書くことはしない。
しかし、友達に勧められて隠れた名店に行ってきた。
そして、その味がとてもおいしかったので、ブログの記事に書くことにした。
メイン通りから少し中に入り、民家と並んでいて、なかなか見つけづらい。
見た目も昭和そのもの。
お店に入ってみると、まさに昭和の雰囲気。
ドラマ『北の国から』に出てくる名シーンで、ラーメンを食べているときのあの店を思い出す。
むちゃくちゃ無愛想で態度の悪い女性店員が、ラーメンの器を下げようとした時、お父さんの五郎さんが「子供がまだ食べてるでしょうが」と言った、あの名シーン。
それと同じくらいの雰囲気のお店だ。
雰囲気はバッチリ昭和。
友達に勧められて、チャーシュー麺をオーダー。
お店に入っても「いらっしゃいませ」とも言わず、チャーシュー麺をオーダーしてから出てくるまでの会話は、オーダーしたときの「はいよ」の一言だけ。
そんなに時間がかからずに運ばれてきたチャーシューは、昔ながらの昭和のチャーシュー麺を感じさせるパサパサ感のあるチャーシュー。
麺とスープの下に潜らせ、チャーシューを温めつつ、少し柔らかくなるのを待つ。
ラーメンを食べるときの定番、まずスープをひと口。
うまい!
麺も少し細く、少し縮れていて、スープと絡みあいうまい。
最近流行の、柔らかいトロトロなチャーシューや、どこに入ってもあまり差がないようなスープではない。
ひと口すするごとに懐かしい昭和の味を楽しむことができた。
しかも、そんなに単価が高くない。
絶対にまた行こうと思った。