眠りが浅い男の、深すぎる悩み
ここ最近、とにかく眠たい。
今日は朝の仕事をお休みした。
昨日は日曜日ということもあり、朝の仕事が若干早く終わった。
その分、やることを早め早めに片付け、いつもより早く布団に入った。
朝まで一度も目を覚まさずにぐっすり眠る、ということは相変わらずできないが、比較的ゆっくり眠れた気がする。
僕の場合、ほとんど熟睡というものができない。
普段は稽古が終わって家に帰り、21時半頃に布団に入り、朝の仕事のために午前2時には起きる。
その短い睡眠時間の中で、最低でも3回以上は目を覚ますのが当たり前だ。
「明日は休みだから、ゆっくり寝よう」と思う日もある。
それでも朝までに5回は目を覚ます。
「10時間寝た」とか、「途中で一度も目を覚まさず爆睡した」という話を聞くと、正直うらやましい。
それでも、「今日はぐっすり寝たな」と感じる日はある。
たぶん、眠りが深かったのだと思う。
ただ、夢を見ているということは、やはりそこまで深い眠りではないのかもしれない。
疲れがピークのときは、ご飯屋さんで順番待ちをしている間に寝てしまうこともある。
本部道場でデスクワークをしていても、気がつくとうとうとしていて、自分のいびきで目を覚ますことも珍しくない。
その状況にすっかり慣れてしまった後輩の赤石は、こちらがいびきで飛び起きても特に気にする様子もなく、黙々と仕事を続けている。
本当に気にしていないのか、それとも大人の優しさで「気づかないふり」をしてくれているのかは、正直わからない。
一日中、だいたい眠たい。
これがまた不思議なもので、休みの日に「今日は存分に寝てやろう」と思い、いつまでも布団でごろごろしていると、決まって頭痛が起こり、体調が悪くなる。
逆に、朝の仕事がある日や、大会や遠征で早起きしなければならない日などは、多少眠くても、ほぼ目覚ましが鳴る前に目が覚める。
そして、ひどいときには、夜中に目を覚ました時点で、すでに頭痛が始まっていることもある。
原因は、おそらく枕だ。
そう思って、思い切って枕を買おうと専門店に行ったこともある。
だが、結局どれがいいのかわからず、あれこれ迷った挙句、何も買わずに帰ってきた。
本格的な枕専門店は値段も高い。
でも、枕は大事だと思っている。
──だから今日も、
「この枕は合っていない」と確信しながら、
合っていない枕で眠りにつく。
眠れない理由は、きっと枕だけじゃない。
そう薄々わかってはいるが、
明日もたぶん、枕のせいにする。