スポンサーリンク

懐かしい

普段から仕事に行く時間が早いため、休みの日でもこの時間になるとパッチリ目が覚めて、時間の感覚が大きくずれている。
この時間外に出ると、今の時期だと、日差しの暖かさと朝の空気の冷たさが心地よい。
ふと、目に入った、最近ではあまり見ない新聞少年を見た。
今時の子にしては珍しいのではと思った。
よくよく思い出すと、中学2年生の時に初めてやったアルバイトが新聞配達だった。
朝4時ごろに起きて、配るだけに用意されている新聞を配達して、6時前には家に帰ってくる。
それが慣れてきた頃には、配る新聞に、自分でチラシを挟んで、配布部数を用意してと、ある程度の事は自分でできるようになっていた。
その頃には、新聞を配達する要領もつかんでいたため、早く終わるようになっていた。
家に帰ると母はまだ寝ていたので、前の日の夕食の残り物と、自分で卵焼きやキャベツの千切りとかを作って、朝ごはんを自分で用意して食べるようになっていた。
たまたま見かけた新聞少年もそういう風なのかなぁと思いながら見ていた。
真冬に雪がどっさり積もっている頃は、自転車で新聞を配ることができなくて、一時辞めることになった。
それでも、雪が溶けてから少し給料を上げてくれてまた雇ってくれた。
当時、平岸に有った読売新聞の所長さんには本当に良くしてもらった。
ある歌の歌詞のように、そんな時代もあったねと懐かしむ。
なんてね…

   

 - 日記