大雪
昨日から今日にかけての二日間続けてとてつもない大雪が降った。
一晩で腰の高さまで積もる雪。
こんな降り方は、30年近く前にも一度あったのを覚えている。
あの頃、自分は極真会館北海道本部の職員をしていた。
朝起きると腰の高さまで雪が積もっていて、本部の寮に一緒に住んでいた先輩たちと、駐車場の雪かきをした。
今思えば、懐かしい思い出だ。
当時の教えの一つに、「向こう三軒両隣まできれいにしろ」というものがあった。
敷地内だけではなく、スコップとスノーダンプを手に、人が安全に歩けるよう歩道まできれいに雪を片付けた。
今では使われなくなったが、当時は融雪口があり、雪を捨てる場所に困ることはなかった。
今は昔と違い、融雪口もなく、少し雪が降るだけでも雪の捨て場に頭を悩ませる。
その代わり、スコップやスノーダンプではなく、除雪機を使えるようになり、作業自体はずいぶん楽になった。
とはいえ、ここ10数年は、除雪のほとんどを後輩の赤石が一人で担っている。
除雪機を自在に操る彼の姿から、いつしか「除雪機の魔術師」と呼ぶようになった。
昨年末は雪が少なく、「今年はこのまま少ないのか」と思っていたが、ここ数日で恐ろしいほどの雪が一気に降った。
幹線道路も脇道も除雪が追いついておらず、実質的に車線が一つ減っているような状態だ。
自分は仕事で大型トラックを扱っているが、夏場は二車線ある道路でも、この時期は交互通行の一車線。
大型トラック同士で道を譲り合うのは、正直かなり神経を使う。
どこへ行っても今日はまだ道路状況が悪く、移動には普段の五倍近い時間がかかってしまう。
そのため、本日の稽古はお休みにする判断をした。
きっちりと除雪が行き届き、道路状況が通常に戻るまでには、今週いっぱいは厳しいのではないかと予測している。



